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焼酎コラム

第1回 芋焼酎の原料 さつまいものよもやま話

さつまいもの歴史

 原産地は、南アメリカ大陸。東南アジアから中国を経て沖縄、九州、本州と伝わりました。

 1604年中国の明王朝から琉球王国に伝わり、1609年薩摩藩主・島津家久は、琉球を攻め、琉球から年貢としてさつまいもを得ます。
 その後、種子島での栽培が始まり、三浦按針が、1615年長崎の平戸に種苗を持ち帰ったことで九州での栽培が始まりました。

 1732年の享保の大飢饉で、西日本が大凶作に見舞われた時でも、長崎県と鹿児島県では、餓死者を出さなかったと言われています。

芋焼酎に使われるさつまいも

 焼酎つくりに使われるさつまいもは、普通私たちが口にする、赤い皮のさつまいもではなく、大きく白いさつまいもです。現在、40種以上のさつまいもが使われています。

 焼酎の原料になる条件は以下の通りです。
 a. 掘りたての新鮮な芋であること
 b. 適当な大きさであること(200~300gが適当)
 c. 黒班病や線虫などの病害虫に侵されてない事。(苦味物質が焼酎に移ってしまう)
 d. 原料のデンプン価が高いこと

さつまいもの種類
黄金千貫
黄金千貫(こがねせんがん)

芋焼酎に使われる代表的な品種です。表面が黄金色で収穫量も多く、デンプン質も多く食味も良いです。但し収穫して3~4日で腐り始めるため、すぐに焼酎の材料としての仕込みをしなければなりません。

ジョイホワイト

平成6年農林水産省が開発した、日本で初めてとなる焼酎原料用品種です。皮や 中身も白いことからこの名がついています。黄金千貫と比べると収穫量はやや少ないですが、デンプン質は多いです。糖化酵素を持たないため、蒸しても甘くならず食用に向いていませんが、焼酎になると、フルーティーな製品になります。

紫系さつまいも

代表的な品種は、食べておいしい「種子島紫」「沖縄紫」があります。アントシアニン色素を多量に含んでいて、肝機能障害や老化防止作用に効果があるといわれています。

紅東

昭和59年、関東85号と黄金千貫の掛け合わせにより誕生しました。調理後の黒変が少ないため、加工用に適しています。ポテトチップ用にも使われています。

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